イギリスのペット事情~その1~

少し前の話ですが・・・・


11月に楓の躾けの先生主催の講習会に参加しました。

獣医師の 藤井 仁美先生 を講師にお招きして、『イギリスのペット事情』に
ついてお話を伺いました。

藤井先生は、10年間イギリスに住み、最近帰国されたそうです。

イギリスとは獣医師免許が違う為、獣医師としてではなく、最初は、病院で
ボランティアとして獣医師の手伝いをされてました。

そこで、診察に訪れるワンコたちが、みんなおとなしく診察台に乗って
診察や治療を受けているのを見て、日本だと、暴れる子や泣き叫ぶ子が
珍しくないのに、不思議に思ったそうです。

獣医師に尋ねると、ちゃんとトレーニングを受けているからじゃないかと
言われ、犬のトレーニングや行動学に興味を持ち、専門学校や大学院で
勉強されたのだそうです。

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イギリスのペット事情(主に犬)について、写真やビデオを見ながら、
先生のお話を伺ってみて、一番うらやましかったのは、広大な公園を
ワンコがみんなノーリードで、自由に散歩していること!

日本で、ノーリードで遊ばせられるのは、自宅の庭か、ドッグランなどの
専用の施設だけ。




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獅子: 大きな公園に行くと、注意書きに 『犬にリードをつけること!』って
     書いてあるよね。

イギリスの公園には、たくさんの人がいましたが、みんな、ワンコがノーリード
でも全然気にしていませんでした。




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飼い主さん達は、ノーリードでのお散歩がしたいので、躾け方教室に通って
呼び戻しや、他の犬・人に吠えない・噛まないなど、きちんとトレーニングを
するそうです。

日本では、躾け方教室は、通常室内でのトレーニングになりますが、イギリスは、
室内でのトレーニングの後、実際に近くの公園などに行って、屋外でも様々な
トレーニングをするのが一般的なんだそうです。




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公園を散歩するノーリードのワンコたちは、飼い主の周りを楽しそうに周り
ながら歩く子や、飼い主から遠く離れて走り回っている子、池に飛び込んで
泳いでいる子などなど・・・・

飼い主さんが、ちっとも慌ててないのが印象的でした!

ちゃんと呼び戻しができるし、遠くに行ってしまっても、匂いをたどって、
飼い主の元に戻ってくるのだそうです。




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ワンコ同士が、意外とドライなのも不思議でした。

まあ、うちのお散歩隊のように、顔見知りの仲の良い子たちに会うと
多分一緒に遊ぶのだと思いますが・・・・




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知らないワンコ同士が近づいても、少し匂いを嗅ぐこともありますが、
大抵は、上の写真のようにスルー!!

上の写真のモデルは、シオン隊長とタツ君です(笑)。

イギリスのワンコたちは、ノーリードでスルーできるのが凄い!

うちの楓姫なんか、知らないワンコを見ると、ギャウギャウなのにぃ!

藤井先生によりますと、ノーリードだと、ワンコが自由に逃げられるので
逆にトラブルが少ないのだそうです。

そういわれてみると、ドッグランでの楓さんは、よそのワンコに吠えないん
ですよね。




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ビデオや写真を見せていただきましたが、楓たちのような小型犬は少なく、
タツ君のような大型犬を連れている方が多かったです。

実際、中型~大型犬を飼われている方が多いそうです。

日本で人気のトイプードルのようなトリミング犬種が少ないこともあり、
日本のようなドッグサロンは、あまりないそうです。

シャンプーをしてくれるところはあっても、日本のサロンのように、きれいに
トリミングしたり、ワンコの美容には、あまり関心がないようです。

洗ってきれいになったからOKでしょ!って感じだそうです。




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↑ シオン隊長のような未去勢の男の子も、ノーリードでお散歩してました。

仔犬を初めて動物病院につれていくと、獣医さんから去勢・避妊手術のことや
健康・手入れ・飼育・仔犬の社会化のためのパピー教室のことなど、色々と
詳しい説明を受けるのだそうです。

犬との生活の歴史が長いイギリス人は、未去勢でも、きちんとトレーニング
すれば、発情時も犬をコントロールできると考えていて、手術をしない方が
多いそうです。




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シオン隊長(未去勢)と獅子丸が仲良くできるのは、獅子丸が仔犬の頃から
付き合いがあるということもありますが、獅子丸が6ヶ月で去勢していること
が大きいです。

シオン隊長から見て、獅子丸はライバルじゃないんですよね。

日本では、イギリスほど犬が躾けられていないので、去勢している方が、
飼育しやすいかな~と思います。

※シオン隊長が未去勢なのは、麻酔がかけられないからです。




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楓さんも、未去勢の隊長と気軽にお散歩できるのは、避妊手術済みだから。

うちが、獅子と楓に不妊手術をしたのは、ブリーダーさんや最初の躾けの
先生から、不妊手術のメリット・デメリットを教えてもらっていたから。

その情報を元に、色々考えて手術を受けさせました。

獣医さんでは、そういう話は全然ありませんでした。

まあ、飼い主が質問すれば答えてくれると思いますが、イギリスのように
細かいレクチャーがないのが日本の現状です。

もし、獣医さんが、最初に犬の健康(不妊手術も含む)・飼育・躾けのことを
飼い主に伝えてくれたら、『犬と暮らすこと』 についての飼い主の意識が
違ってくると思います。




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最近、耳にするようになってきた 『犬の社会化』 と言う言葉。

うちは、ブリーダーさんから、飼育前に色々レクチャーされました。

獅子と楓にワン友が多いのも、この 『社会化』 の成果です♪

日本だと、大体生後2ヶ月前後の仔犬を飼う方が多いと思いますが、
生後3ヶ月までが、社会化の一番大事な時期!

地面を歩かせることはできないけど、抱っこやカートに乗せて外に
連れて行き、他の人に触ってもらったり、自動車の音や、他のワンコを
見せたり、色々なもの・音に触れさせて、怖くないよ、楽しいよと
伝えることが社会化のひとつです。




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今回の講習、ポメ兄妹がお世話になっているシアンスタイルの店長さんも
一緒だったのですが、店長さんが、初めて来店された仔犬の飼い主さんに
社会化のためにパピー教室(生後6ヶ月まで)を勧めたりするそうですが、
『うちの子、いい子だし、今、特に問題ないですけど?』 と反応が鈍いことが
多いそうです。

今問題がないからと、パピー教室へ行く必要性をなかなか理解してもらえない
と意見を言ってました。

ちなみに、イギリスでは、動物病院で無料のパピー教室を開催しているので、
仔犬の飼い主さんに参加を呼びかけるそうですが、だいたい8割の飼い主さんが
参加されるそうです。

みなさん、犬の社会化の大切さを分かっているし、なにより

ノーリードで自由に散歩させてやりたい!

という気持ちが強いそうで、そのために必要なことなら何でもするそうです。




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黄ラブのタツ君です。

この方、首にマイクロチップを埋め込んでます。

イギリスも、マイクロチップは任意(国外に連れ出す場合は、義務)だそうですが、
チップを入れる飼い主が多いそうです。

これもノーリード散歩の為だそうですよ。

万が一、迷子になったときに、チップの情報があれば、それだけ無事に帰ってくる
可能性がUPするからです。

ちなみに、全ての動物病院にチップを読み取る機械が装備されているそうです。

日本は、保健所には置いてあるそうですが・・・・


以上、まとまりのない記事でしたが、イギリスのワンコ事情で、うらやましい、
いいな~と思ったことでした。

他にも色々と興味深いお話を伺ったので、また近いうちにご紹介したいと思います。


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そうそう、公園でよそのワンコが近寄ってきても、人間も全く動じていない
ことも印象的でした!
日本だと、ギャーとビックリするか、犬好きの人だと触ろうとしますよね。
そういうのが全然ないんです。
本当に、自然にすれ違っていました!驚きでした!



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Comments 8

ロックママ  
No title

とっても有意義なお話が聞けたんですね。
けいたんさん、アクティブにいろんな活動されててすごいなぁ~

犬の社会化・・・はちょっと耳が痛かったです。
ロックは2ヶ月半でペットショップから買ってきた子で、
その後ワクチンが終わるまで他の犬には接触させちゃだめ!って
飼育本を真に受けて、絶対近寄らないようにしてましたから・・・
(抱っこしてお散歩には行ってたんですが)
今思うと、もうちょっとやりようがあっただろうに(・"・;)

なんだかんだでロックも5歳。
ちょびっとずつでもいい方へ前進していかないと!

それにしてもノーリードでお散歩うらやまし~
そのためにはちゃんとしつけが必要ですよね。
ブロ友さんでもノーリードの犬に噛まれそうになったりで
こわかった!なんて人もちらほらいらっしゃるし。

下から2枚目のたっちょん写真が
なんだかかわいいです~(〃ω〃)♪

2010/12/11 (Sat) 01:37 | EDIT | REPLY |   
アジュリーママ  
No title

犬の社会化は、今は結構問題視されてますよね。。。
我が家のウイリーも、社会化がいまいちな子だから・・・
アジュと全然性格も違って難しいe-330
e-514と外では別犬ですから・・
そうそう、こねこね工房ふぁるの森で今、クリスマスプレゼント企画がやってますよ・・
我が家も応募してみました。。
3名だから、確立が?だけど・・よかったら応募してみては・・

2010/12/11 (Sat) 14:54 | EDIT | REPLY |   
ノエママ  
イギリスという国

 さすが、犬を作り出してきたお国だけありますね。 (*^_^*)
わんこの躾けにおける日本との違いは、子供の教育にも
通じるものがあるような・・・。日本では、「出来が悪い子の方が
かわいい!」んですよね。振り込め詐欺なんて、イギリスでは
ありえないと、以前、知り合いのイギリス人が言っていたし。
 我が家のノエルも最近、要求吠えをするようになって・・・。
で、喜んで要求に応えるパパ・・・。

2010/12/11 (Sat) 17:32 | EDIT | REPLY |   
たっちょん  
No title

獅子母ちゃん・・・オレ様まともに出てるじぇ~
いつもこんな感じで出してくれよ~

パピーの頃は良い子でも・・・9か月頃に親の悪い遺伝子が出てくる事なんか教室でしか教えてくれないのになぁ~
ダリもあと3カ月早ければ・・・もっといい子かも・・・
小型犬だと免れても、大型犬が同じ事をやれば・・・
保健所だね。
ん~困った
保護したチョコラブ・・・
飼い主は選べない・・・
母ちゃん飼ってあげたいけど・・・
一応飼い主がいるからね。
家の子供が成人したら保護活動でもするか・・・
そんときは獅子母ちゃんもボランティアで参加するだよ。

2010/12/11 (Sat) 22:44 | EDIT | REPLY |   
けいたん  
Re: ロックママ さま

そうなんですよね、飼育本やペットショップ、獣医さんに
他の犬との接触は、ダメですよ!といわれると、近くに寄る
のも、ためらいますよね。

獣医さんが、犬の行動学や心理学をもっと勉強してくれると
飼い主に適切なアドバイスが出来ると思うのですが・・・
ポメ兄妹の親戚ワンコの飼い主さんは、超小型犬は、家の中での
運動で十分!外を歩かせると変な病気をもらってくるから、散歩
させない方がいいと、獣医さんに言われたそうです。

イギリスでは、ノーリードのワンコは、きちんと躾けられている
のが当たり前なので、大きなワンコが、ベビーカーの赤ちゃんに
近づいても、親は全然気にしてませんでした。
すごいですよね~。

2010/12/12 (Sun) 00:36 | EDIT | REPLY |   
けいたん  
Re: アジュリーママ さま

男の子の方が、繊細なんですかね?
うちも、楓はビビリなわりには、獅子兄ちゃんより
神経が図太いところが多々あるし(笑)。

こねこね工房のプレゼント企画、早速応募しました!
情報、ありがとうございます♪

2010/12/12 (Sun) 00:47 | EDIT | REPLY |   
けいたん  
Re: ノエママ さま

振り込め詐欺・・・・イギリスだと、自分で対処しなさい!とか
言われちゃうのかな?

あら、ノエルちゃんも我が強くなってきたのかな?
パパさん、要求吠えには、心を鬼にして背を向けてくださいね。
そして静かになったら、その時は、遠慮せずに褒めまくりましょう!

2010/12/12 (Sun) 00:50 | EDIT | REPLY |   
けいたん  
Re: たっちょん さま

え?いつもまともだと思いますけど(爆)!

日本だと、問題が出てきて、ちょっと躾けの本を読んでみて、上手くいかずに
どうしようもなくなってから、躾け方教室へ・・・っていうパターンだよね。
うちは、獅子丸が4ヶ月くらいのときに甘噛みがひどくなりかけて、いっせい
先生に来てもらったけどね。
来てもらって、その日の内に甘噛みが半減し、次の日には全然噛まなくなった!
これが1歳になってから、とかだと時間が掛かっただろうね。

それに、躾け方教室では、生後6ヶ月を超えると、成犬扱いになる(成犬としての
躾け方をしないといけない)ということを知らない人も多いし。
仔犬と成犬では、躾け方が全然違うんだけどね。

あのチョコラブちゃん、おとなしかったね。
男の子だったっけ?
足の傷が気がかりだけど・・・・舐めすぎて出来た傷のような気がするし。
タツ家が、保護活動を始めたら、お手伝いするよ。

2010/12/12 (Sun) 01:09 | EDIT | REPLY |   

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